【開発ストーリー】香草カラーの誕生秘話

2022.12.27

『香草カラー』開発の始まり

 

1998年、ランドプランニングアソシエーツがヘアトリートメント剤の販売を行っていた頃、「ヘアカラーって髪が傷むのよね。」という美容業界の方々の声を聞いたのが『香草カラー』開発の始まりでした。初めの着想は弊社の前身の会社が属していたアパレル業界で培った“草木染めを染毛の仕組みに生かせるのでは?”というものでした。
しかし、糸や布地の草木染めの手法をそのまま人頭の染毛に応用することができず、仕上がりの色も非常に淡く美容室で使われるヘアカラーのクオリティとして満足のゆく色調は得られませんでした。

 

「ヘナ」の人気と「酸化染料配合のヘナ」のトラブル

 

この当時、100%安全で良く染まるという植物染め「ヘナ」が美容業界で評判でした、しかし植物成分のみの「ナチュラルヘナ」の他に日本の薬事法(現在薬機法※1に改正)で認可されていない、酸化染料(パラフェニレンジアミンなど)配合で黒や茶色に染まる「ケミカルヘナ」がありました。それらは薬事法適用外のヘアウィッグ用及び研究用として海外より輸入されていて、すべての「ヘナ」は安全と信じたお客様が「ケミカルヘナ」で “かぶれる”という困った事態が全国で起こりました。

 

「ヘナ」に代わるヘアカラーリング剤『ベールボタニックヘアカラー』の完成

 

そこで弊社は、「ナチュラルヘナ」よりもシェードが選べ、「ケミカルヘナ」よりもお客様に安心してお使いいただけるヘアカラーリング剤を目指し開発を始めました。発色の仕組みはサロンワークで馴染みのある酸化染料で行い使いやすさを考慮し、培ってきた植物の知識を活かし薬事法で認可されている植物でトリートメント効果を狙ったハイブリットなヘアカラーリング剤『ベールボタニックヘアカラー(以下ベールボタニック)』(医薬部外品)が完成しました。

 

『ベールボタニック』は独特なパウダー形状でありながらテストの段階で、「しっかりと染まる。」「トリートメント効果でハリ・コシに優れている。」「ボリュームの出づらくなった髪をボリュームアップさせる。」「自然な髪のツヤも得られる。」と好評価をいただきました。発売後はグレイカラー世代のお客様から、またサロン現場の美容師様から、「ヘナ」に代わるヘアカラーリング剤として多くの支持をいただき、現在もその輪を大きく広げ続けています。

 

パウダーカラーの発展と派生パウダー製品の上市

 

2002年、『ベールボタニック』よりも柔らかな質感で扱い扱いやすく、サロンワークに対応しやすいレベル(明度)表記の『香草マイルドカラー』と、 “できる限り髪を傷めることなく、明るく染める”ことをテーマとした “パウダー形状でありながらアルカリタイプのカラー剤”『香草リメイクカラー』を開発上市しました。その後、さらなるパウダー形状の製品として、『香草カラー』の質感を最大限に生かしリニューアルしたパウダーヘアトリートメント『ナチューレトリートメントシリーズ』、髪をダメージし過ぎず適度に脱色可能な『香草ブリーチ』、さらに酸化染料アレルギーのお客様へ、濃くしっかり染まる酸化染料フリーのヘアカラー『マニカラ』『マニヘナ』を上市。創業当初から貫く「お客様が安心してお使いいただける製品をお届けする」という信念を形にした商品群を続々と誕生させました。

 

『香草カラーMD』『香草カラーGREY』『香草カラーLU』『香草カラー色葉』の誕生

 

そして、『ベールボタニック』の発売から10年の時を経て、2013年10月1日に『香草マイルドカラー』は“ハリ・コシが出る”という特長はそのままに、 “シリコーンなどの感触改良剤に頼らない” ”髪本来の健やかで自然なツヤ感と滑らかな指通りでまとまる髪”が実現する『香草カラーMD』。『ベールボタニック』は年配の方の要望にお応えし一段とハリとコシの再現に特化した『香草カラーGREY』に進化。そして、「香草リメイクカラー」は毛髪補修成分としてタンパク質を配合してさらに”髪を傷めにくく明るく染める”を深化させた「香草カラーLU」へと生まれ変わりました。

さらにその2年後、『マニカラ』『マニヘナ』はサロン現場でのタイムパフォーマンスと使いやすさを大幅に向上させた、『香草カラー色葉』へと生まれ変わりました。『香草カラー色葉』は新発売時から現在に至る今も、酸化染料アレルギーでカラーリングを十分に楽しめないお客様から多くの支持をいただいております。

 

私たちランドプランニングアソシエーツは今後もたゆまぬ商品研究・改良を重ねて、これからもなくてはならない商品としての弊社製品の存在感を高めて行きたいと考えています。

 

※1 「薬機法」は、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の略称。